色を変えるマクロな日々

マクロの作成は、
マクロの記録を開始 → 記録する操作を実行 → マクロの記録を終了
という流れになります。

マクロの記録を開始

  1. メニューのツール→マクロ→記録の開始
    macro1

  2. ファイル名を入力
    マクロはファイルとして記録されます。
    フォルダ名を含め日本語は使用できません。
    macro2

記録する操作を実行
フェースの色を青色にする、という操作を実行します。

  1. メニューの編集→オブジェクトの表示
    macro3

  2. 選択フィルタの設定
    フェースだけを選択するように選択フィルタをフェースに変更します。
     macro4

  3. ユーザエントリ
    これが一番大事です。
    要素を選択する前に、ツール→マクロ→ユーザエントリを選択しておきます。

    ユーザエントリとは、マクロ再生時に手動で選択できるようにする機能です。
    ユーザエントリを選択しておかないと、今から選択するフェースの色が変わるだけのマクロしかできません。
    macro5

  4. フェース選択→OK
    macro6

  5. 色を選択
    macro7

  6. 他の色を選択
    macro8

  7. 青を選択→OK
     macro9

  8. OK
    macro10

  9. フェースの色が変更されました。
    macro11

マクロの記録を終了

ツール→マクロ→記録の終了
macro12 

以上でフェースの色を青にするマクロの完成です。
この↓動画の後半40秒くらいからがマクロの再生です(前半はマクロの記録)

マクロとは?

NX ヘルプによると

NXにおけるキーボードとマウスによるユーザとの対話を記述した一連のステートメントが入っているファイルのことです。任意の一続きの対話型入力オペレーションをマクロファイルに記録しておけば、そのマクロファイルをプレイバックするだけで何度も繰返すことができます。マクロは、短いタスク、反復的なタスクを実行する際に有効であり、作業環境に合わせて作成できます。

だそうです。よくわからない説明ですが、イメージとしては、編集できないExcelマクロみたいなものと思えば良いと思います。見た方が早いので動画にしました。
選択したフェースを青色にするマクロです。

通常の操作では、

メニューの編集→オブジェクトの表示→フェース選択→色→その他色→青→何回かOK

となるところが、なんということでしょう!?

フェース選択

だけでフェースの色が青に変わっています!
こんな感じで、頻繁に使用するコマンドをマクロとして記録すれば、作業が楽になるよ、という機能です。

この動画のマクロ詳細へ続きます。